容量を気にしないで電子書籍を保存する方法
「電子書籍の容量を気にせず読めたら良いな・・・」なんて思ったことはありませんか?特に漫画はタブレット本体に保存しているとあっというまに要領がパンパンになってしまいますよね。ここではそんなあなたのために、容量を気にしないで電子書籍を保存する方法について説明しています。
外部メディアに保存する方法
外部メディアとは、外付けハードディスクやmicroSDカード、USBメモリ等を指します。とくにAndroidのタブレットを使っている方は、端末が認識できる上限のmicroSDカードを使う方も多いと思います。
外部メディアに保存するメリットとしては、容量がパンパンになっても、メディアを入れ替えればいくらでも保存ができる、ということが挙げられます。
一方で、外部メディアに対応したタブレットは限られている(外部メディアに対応していないタブレットもある)、というデメリットがあります。たとえば、AppleのiPadシリーズは外部メディアに保存ができないため、たくさんマンガを読みたい人は大容量のモデルを選ぶ必要があります。
ただ、AppleのiPad(第6世代)の32GBは税込40,724円ですが、128GBになると52,704円と1万円以上も高くなります。(2018年10月時点)
もし、あなたが以下で説明する「クラウド上に保存する方法」をうまく活用できれば、その1万円が浮くことにもつながるんです!
クラウド上に保存する方法
クラウド上に保存するオンラインストレージを利用することも有効な手段の一つでしょう。要はネット上にアップして、必要な時にアクセスして読む、ということです。
無料では、有名なところでは以下のようなクラウドサービスがあります。
- Dropbox:無料で2GB(紹介で増える)
- OneDrive:無料で5GB
- Yahoo!ボックス:無料で5GB
- Google Drive:無料で15GB(Gmailも含む)
ただし、自炊(紙の本をスキャンしてデータ化すること)したデータを上記のようなクラウドにアップする方は少なくありませんが、電子書籍ストアで購入した本は基本的にクラウド上にはアップできません。
では、大好きな漫画を大量に持ち運びたい人は諦めるしかないのでしょうか?
そんなことはありません。
電子書籍ストアが提供するクラウドサービスを利用することで解決できます。
たとえば電子書籍大手のeBookJapanなら、漫画をはじめ約60万冊から購入した本を「無料で無制限に」保存できるトランクルームのサービスを提供しています。
電子書籍ストアによってサービスが異なるので、そういった「無料のクラウドサービスが提供されているか」、という視点でストアを選んでみてもいいでしょう。
使い勝手の良い電子書籍ストアランキングを見てみるコラム:漫画1冊でどのぐらいの容量を消費するの?
漫画1冊の容量がどのぐらいなのかを、当サイトでオススメの電子書籍ストアで「実際にダウンロードして」調べてみました。
今回調べたのは人気の漫画、宇宙兄弟の1巻になります。機会があれば本屋で実際に手にとってみて、「このぐらいの漫画でこのぐらいの容量になるんだな」という参考にしていただければと思います。
電子書籍ストア別漫画1冊の容量【宇宙兄弟1巻】
- eBookJapan
- 161.3MB
- BookLive!
- 40.7MB
- Amazon Kindle
- 50MB
- honto
- 42.5MB
- LINE マンガ
- -
- 楽天Kobo
- 41.5MB
- Yahoo!ブックストア
- 60MB
- iBooks Store
- 42.7MB
- Renta!
- -
- DMM電子書籍
- 39.7MB
だいたい漫画1冊あたり40~60MB前後のようですね。eBookJapanが圧倒的に容量が多いのは、画質の良さや快適な読書環境のために容量が消費されていると考えられます。
先述のとおり、eBookJapanは無料で無制限に保存できるトランクルームのサービスが提供されています。wifi環境さえあれば、利用しない手はありませんよ!